【体験レポ】犬と飛行機に乗る!事前準備や当日の流れ、注意点について解説。

わんこ

こんにちは。タスです。

もう昨年になりますが我が家のコーギー小太郎と一緒に飛行機に乗って北海道へ旅行に行きました。

犬を連れて飛行機に乗るのは初めてで、当時ネットで事前に調べても当日の流れや犬の具体的な扱いについてあまり情報がなく少し不安を抱えながらの搭乗になりました。

この記事では犬を連れて飛行機に乗ろうと考えている方向けに、事前準備や当日の流れ、注意点についてまとめたいと思います!

利用した航空会社

私たちはスカイマークを利用しました。

ペットのお預かり|手荷物|スカイマーク SKYMARK
ペットのお預かりのページです。スカイマークはリーズナブルな運賃で快適な空の旅をご提供いたします。

スカイマークはLCC(格安航空会社)ですが犬を乗せることができます。
同じLCCでもピーチやジェットスターは犬を連れて乗ることができないのでありがたいですね。


ただし客室内に連れて乗せることはできません。
ペットは貨物として預けることになります。

現時点では盲導犬や介助犬でない限り、ペットの機内持ち込みができる航空会社は国内にはなさそうです。


また短吻種の犬も預けることができないそうなので注意してください。
以下スカイマークのページからの抜粋です。

短吻種(たんふんしゅ)犬のお預かりに関するご案内

スカイマークではペットの安全な輸送について十分な配慮をしております。しかしながら、鼻腔が短いとされる短吻種犬につきましては、航空輸送時の環境の変化を受けやすく、体調に変調をきたすおそれがあることがわかりました。つきましては、ペットを安全にお預かりするという観点から、下記短吻種犬のお預かりをお断りしております。あらかじめご了承ください。

[対象となる犬種]
パグ、シーズ-、ボストン・テリア、ペキニーズ、チン、ボクサー、ブルドッグ、チベタン・スパニエルなどの短吻種

スカイマークの場合の事前の手続き

予約の際は通常通り人間の分のみ予約するだけで大丈夫です。
特に犬がいることを申告する必要はありませんでした。


事前の準備としては、同意書を印刷して記入しておく必要があるようです。


あとは記入済みの同意書を持って当日30分前までに搭乗カウンターに行けばOKです。

JALの場合は事前にペット料金の支払いができるサービスがあったり、ANAは航空券の予約完了後にペットの預け入れの事前予約ができたりと各社手続きは様々なので、
利用される航空会社のホームページをきちんと事前に確認しておきましょう。

当日の流れ

出発前

当日はギリギリまで空港の外で待機して一緒に時間を過ごしました。


一度預けてしまうと通常の荷物と同じで到着後まで取り出すことはできなさそうだと判断したので、
トイレをさせたり水を飲ませたりお気に入りのおやつをあげたりして時間が許す限りリラックスした状態でいてもらうよう努めました。

大好きなおやつをたくさんあげてご機嫌とりです。小太郎もご満悦な様子でした。


スカイマークの場合は出発時刻の30分前までに手続きを済ませる必要があったので30分少し前にカウンターへ。

空港内はペット不可だったので、我々の場合は全身が隠れるカートを持参してカートに入れて移動しました。

カートがない場合はしょうがないので抱っこで速やかにカウンターまで移動することになると思います。


カウンターに到着後はペットがいることを申告し、ペット用ケージを借りて小太郎にはそこに入ってもらいました。

スカイマークの場合は無料でケージを貸し出ししてくれます。
料金としてはペット輸送料金の5000円だけをここで支払うことになりました。


ケージについてはご自分の物を持ち込んでも大丈夫ですが、大きさの制限(51cm×69cm×48cm)があるので注意してくださいね。

そもそもこのサイズのケージに入らない大型犬は預け入れ不可だそうです。


ケージに入れた後は係の方が念入りにケージ内の安全確認をしてくださいました!

具体的には首輪やリードは外したり、他引っかかると危険なものがないかの確認をしてくださいました。
割と時間をかけて細かくチェックしてくれたので安心して預けることができました。


危険がないと判断されれば普段使っている毛布やおもちゃもケージ内に入れられます。
私たちも小太郎自身が普段使っているブランケットを一緒に入れてあげました。


これでカウンターでの手続きは終了です。
手続きが完了すると通常の荷物同様引換券をもらうので、そちらは大切に保管しましょう。

小太郎は暴れたり吠えたりすることはなく、ケージ内で「え?ぼくだけここ?」とキョトンとしていました。


気になったのでその後ケージがどのように扱われるのか観察していたのですが、
どうやらギリギリまで受付カウンターの中で待機していたようです。

その後他の荷物とは違うルートで、人の手で飛行機内まで運んでくれているようです。

飛行機を利用した時期は肌寒い季節だったので気温についてはあまり心配していませんでしたが、
少し暑い季節や物凄く寒い季節でもでもギリギリまで空調の効いた屋内で待機させてもらえるなら安心ですよね。


もしかすると空港や航空会社によって対応は異なるかもしれないので、預け入れた後の具体的な対応が気になるようであれば事前に問い合わせしておくのがいいと思います。

到着後

到着後に荷物受け取り場所で待っていると、他の荷物とは別で係の方がケージを運んできてくださいました。

引換券を提示するとケージから出してくださったので、ここで元気な小太郎と無事再会!


手続き自体はとてもスムーズで簡単ですし、小太郎も体調を崩すことはなかったのでよかったです。

当日持って行ったもの

上でも少し書きましたが空港内はペット持ち込み禁止の場合が多いこともあり、私たちはペットカートを持参して空港内を移動しました。


持っていたピッコロカーネが役に立ちました。
ピッコロカーネは旅先でも使う予定だったのでそのままこちらも折り畳んで荷物として飛行機に預けました。


またお気に入りのおやつ普段使っているブランケットも持参しました。


空調が効いているとはいえ飛行機の音や振動に貨物室で一匹で耐えるのは間違いなく犬にとってストレスがかかるので、できる限りのことはやってあげた方がいいと思います。

注意点

クレートに慣れさせておく

普段クレートで待機することに慣れていない犬の場合は飛行機に乗る予定が決まり次第クレートで待機する練習をすべきだと思います。

わんこによっては狭い空間に閉じ込められること自体がストレスになってしまう子もいると思うので、少しずつ練習しておくことで当日に過度な混乱は防げるでしょう。

小太郎は普段から車に乗る際はケージに入って移動しているので、クレート内の待機自体はそこまでストレスにならなかったようです。

暑い夏の利用は控えるべきかも…

今回の観察ではケージに入った小太郎は出発時刻のギリギリまで空調の効いた空港内で待機させてもらえていたようですが、空港や航空会社によっては必ずしもそうでないケースが想定できます。


寒い季節なら犬は屋外でも耐えられますが、真夏の時期にコンクリート上の屋外での待機時間が長くなってしまうような環境は犬にとって危険です。

我々も今後小太郎を連れて飛行機に乗るのは10月〜5月くらいの間だけかなあ、と思っています。

当日の犬の体調次第では中止の判断も

カウンターで預けてしまった後、飛行機に搭乗後は自分たちが直接犬の様子を観察することはできません。

そのため少しでも体調が悪そうだったり様子が通常とは異なるようであれば中止する判断も必要になると思います


再度になりますが飛行機の音や振動は犬にとって大きなストレスになってしまいます。


実際小太郎も、往路で預け入れした際は元気いっぱいでわけもわからずという様子でしたが、復路の預け入れの際は往路の記憶があったのか緊張した様子でした。

幸い小太郎は復路到着後も体調を崩したりすることなく、食欲もあり元気でしたが、そうでないわんこもいると思います。

特に子犬や老犬は飛行機ではない移動手段も併せて検討すべきだと思いました。

まとめ

犬と飛行機を利用するにあたって、具体的に預け入れをした犬がどのように扱われるのか事前に調べてもあまりわからず想像ができなかったため、自分たちの経験をもとに記事にまとめてみました。

今はコロナ禍なので飛行機に乗るような遠出の外出をされる方は少ないと思いますが、落ち着いた際にはせっかくなのでわんこもお留守番ではなく一緒に遠出したいですね。


飛行機に乗る選択肢ができると一気に旅行先の選択肢が広まりますし、航空会社は想像以上にペットの預け入れに関しても丁寧な対応をしてくれるので、みなさんもぜひ一つの選択肢として検討してみてください!

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